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大学職員に転職するためのアドバイス

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大学全入時代はまだまだ遠い。でも定員割れの大学はたくさんある

よく18歳人口が減って、大学の経営も大変だ!というたぐいの話を聞きます。

前にも書きましたが、18歳人口は、今は下げ止まっているのです。

それどころか、大学志願者数は年々増えているのです。
これは、さまざまな進路がある中で、大学の進学率が上がってきているからなのです。

ざっくりと学校基本調査をもとに、大学進学率をふりかえると、

1960年ごろ→10%台(10人に一人が大学生)
1990年ごろ→20%台(5人に一人が大学生)
2007年ごろ→47%(2人に一人が大学生)

となってきています。
(詳しい資料は文部科学省の「学校基本調査」を見ればわかるのですが、
今はちょうどてもとにあった表を基にざっくりとで書きました。)

一方、定員割れの大学も多くなってきております。
2007年には4割の大学が定員割れとなっており、非常の厳しい局面に
たたされています。

中でも規模の小さい大学で、ほかとの差別化(その大学独自の特徴)を
だしきれないところは、非常に厳しい戦いを強いられています。

ネームバリューのある大学は、学部新増設などで面を広げていくことで
一定規模の学生を確保する(もしくは拡大していく)という方策を採って
おります。

受験生の数自体をあつめるのに必死な大学もあれば、
より質の高い学生を集めるのに必死なところもあります。

目の前の課題をなんとかしなければ倒産寸前のところもあれば、
18歳が下げとまっている今に将来の布石を打つ余裕のある
所もある。


規模や層によっても中途採用の大学職員に求められる課題は
大きく異なるといえるでしょう。

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