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大学職員に転職するためのアドバイス

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教育サービス産業という視点

大学では職員の資質をあげるための取り組みが活発です。(SDフォーラムなどが各地で行われています。)
一般企業と異なるのは、いい取り組みに関しては(できる範囲で)大学同士共有し、見習っていこうとする点です。
もうひとつ、さまざまな論文を見ていると、非常に論理構成がしっかりしている印象のものが多いと感じます。
その反面、
「それは大学側の論理でないか?」
「学生の立場ならあまり便利になってないのでは?」
と感じることもたまにあります。

よく、世間をしらない政治家が「国民のみなさまのために…」などど軽々しく演説しますが、「国民のみなさま」の気持ちが分かってるとは到底思えません。

カップラーメンが400円だったり、介護職員が40万円ぐらいもらえてたりということをいうあたりずれているんですよね。

それに近い感覚で大学職員が「学生」の事を考えているのか疑問なことも多くあります。

本当に「学生」目線なのは、一部の職員に過ぎないと思うのです。

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大学職員を目指す人が多いみたい【はじめに...】



いきなりですが、「大学職員」は人気職種のようですね。

このサイトでは、実際に中途採用で大学事務職員に合格した
私の体験談を交えながら、大学事務職員を目指す方を応援していきたいと思います。



 左のカテゴリーから見たい情報を選んでください。

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職員採用の活性化

近年、国立/公立/私立を含めて中途採用が増えています。
その組織/時々で、採用される(求められている)人材像は異なります。
往々にして募集活動に悩んでいるケースが多いですので、営業/マーケティング担当者は
一度分析してみるといいかもしれません。

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週刊 東洋経済 2013年 11/2号 「本当に強い大学」 [雑誌]

週刊 東洋経済 2013年 11/2号 「本当に強い大学」 [雑誌]

(2013/10/28発売・週刊東洋経済「本当に強い大学」 目次)

|図解| 国際化は待ったなし 改革が急務の日本の大学

[Part1] 海外の大学はここまですごい

米国名門大学がハイレベルである理由

米国リベラルアーツカレッジと豪州職業訓練学校の魅力

授業の質高く、学費もお得 アジアの一流大学が狙い目

[すべて解説! ] 海外の大学へ進学するのに必要なこと

英語力向上から出願方法まで 海外進学をサポートする進学塾

[留学の落とし穴] 日本人が陥りやすい海外大学7つの誤解


[Part2] 世界に通用する日本の大学

■海外でも活躍できる先端的技術者・研究者を育成する
秋田大/鳥取大/東京工業大

講義をネット配信 MOOCで世界的人気教授の講義を無料で受ける

■学生をグローバルに戦える超優秀人材に鍛え上げる
国際教養大/京都大/東海大

世界のトップ学生が殺到する日本のサマースクール

■レベル別の少人数教育で使える英語を身に付ける
国際基督教大/宇都宮大/会津大

■海外でもタフに生き抜く強さを備えた人材を作る
龍谷大/東京海洋大/城西国際大

■文系でも数学! 文理融合でデータを活用できる人になる
青山学院大/同志社大

志願者急増! 人気の医学部入試最前線

INTERVIEW│下村博文/文部科学相
「日本の大学が生き残るため、入試制度を変え、留学生を倍増させる」

[入試改革・学長権限強化・会計制度見直し]
本当に大学を変えられるか

大幅定員割れの指摘を受けた「課題あり」大学

[大学実力ランキング]
専門職に強い大学ランキング
学部別 難易度ランキング
地域別・学部別 就職率ランキング

教育力・就職力・財務力で見る
本当に強い大学総合ランキング TOP300

(特別付録) 「大学四季報」

全754大学の概要、就職率、財務データを一挙掲載!


NEWS & REPORT
(01)“大きさ"以外にも欠点、逆風の新国立競技場
建築家の槇文彦氏が計画の見直しを提言。下村・文科相も規模の縮小に言及するなど、見直しムードが高まってきている。

(02)ウィンドウズに引導、アップルが無料攻撃
新iPadの発表と同時に、OSやアプリの無料化を発表。マイクロソフトに揺さぶりをかける。

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なんでもないような事が、なんでもなくない

大学は、何でもないようなことが何でもなくありません。

怖いのは、それが当たり前になっていること。

たとえば、選挙

学部長が選挙で選ばれる
 選挙をする人の選挙をしたりもする。
 選挙で選ばれた人が推薦して立候補者を立てたりする。

その人たちが、任期制で、大学経営に関わったりする。

経営畑で歩いてきたわけでないのに、これまでの経営課題についても
知ったかで主観で判断する。

継続性のない判断が出ても、まぁしょうがない、となる。

そして、また、選挙人の選挙が。。。。


どこに責任を求めたらいいのか、はっきりしない。
そして、やるかやらないか、迫られたとき、
やらないという最悪のシナリオがまっている。


だんだん好調になってきました。毒舌絶好調!
拍手でコメントくれた方どうもありがとうございます。

毒をここで吐きながら、コントロールしてがんばります。

あと少しで入試シーズン到来。みなさんも張り切ってまいりましょう、

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大学職員が、専門学校職員から学べること

一部の大学の動きは、専門学校よりも遅れています。

専門学校や短大では ダイレクトマーケティングが当たりまえ。

個別にフォローしていって、取れるパイを確実にとっていく。

そうすることで、ミスマッチも減るし、入学時の満足度もあがる。

卒業まで追っかけていけば、どのような適性を持った子が

どんな就職先に決まったか、までわかる。

...最後の2行はでききっていないところも多いかもしれませんが、


ダイレクトにDMうったり、電話かけたり、っていうのは
何年も前からおこなっています。

ところで、「高校訪問」が効果的、という意見も有りますが、やみくもに「高校訪問」をしても有害な時代になりました。

進路指導部の資料の山、読まれずにおかれていった資料。
アポなしでくる先生側の心象。
ガイダンスにも参加していない学校の自慢話に時間をとられる苦痛。

高校教員側からとってみれば、不要な情報を売りに来る訪問販売は
まったく望んでいないでしょうね。

では、どうするか?

こちらから発信することを決めるのではなく、先方の課題を聞き、解決法を一緒に考えるスタンスとかはどうでしょうか。

流れで伝えたいことを伝えられたら良しですし、伝えられなくても、問題解決の一助となれば、次の機会もでてきますよ。

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大学の選び方 2011



朝日新聞社出版が毎年出している「大学ランキング」の姉妹版

大学ランキングは4月に出るが、大学の選びかたは、9月に出る。

調査時期は5月なので、より新しい情報を知りたいと思ったら

ランキングを待たずにこの本を見ると参考になるのではないでしょうか

項目は、だいぶ絞っているので店頭で確認したほうがいいかもしれません

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週刊東洋経済 本当に強い大学ランキング 2010 などの特集が組まれるのは何故か?

昨日発売の週刊東洋経済に、「本当に強い大学2010」特集が掲載されています。同誌では毎年この時期に、同じ企画をおこなっており、おなじみとなっています。
 先月は、週刊ダイヤモンドが大学特集をしていましたし、年間通すと、朝日新聞「大学ランキング」読売新聞「大学の実力」などビジネス誌や新聞などで多数の大学関連企画があります。何故こんなに独自調査が多いのでしょうか。


1)注目されているから

偏差値以外の各指標は、長いことあまり比べられることはありませんでしたが、近年、大学全入時代ごろから、高等教育に対して再度注目されるようになり、さまざまな角度から比べるようになりました。
等身大の身の丈にあったまっとうな数字を出す大学と、少し大風呂敷を広げる大学とがありますが、それは中の人でもなかなか事情はわかりません。

2)大学がおいしい営業先だから

調査をすればどこかしら弱い部分が出てきます。それを補完するためには何かしなくてはいけません。手っ取り早いのは「うちは~~してますよ」と 広告をうつこと。
また、項目をあげるためのコンサルタントやより詳しい調査まで入れるかもしれません。
営業サイドからみると、一旦口座を開けてしまえば、あとはロジカルをしっかりと組み立てて、足で稼ぐ営業スタイルでがっつり稼げるでしよう!!


私は、夏のオープンキャンパスの告知中吊りの多いことに疑問を持っています。7~8月は、広告代理店にノセられた(言い過ぎ?)大学たちがいっせいに中吊りしています。ちょっと言葉はきついですが、中吊りのメインターゲットはビジネスパーソン、オープンキャンパスの集客対象は高校生、直接反響の取れない、しかもビジネスパーソン対象の媒体である中吊に費用分の価値があるか甚だ疑問です。直接反響の取れる手段はなんぼでもありますし、間接的にも対象年代の生徒の認知率を上げる作戦もなんぼでもあります。でもクライアントが知らない限り提案のしようがありません。



この例だけでなく、代理店にとっては単価が高い媒体の売れにくい時期ものが正価ベースで売れる可能性のある、おいしい営業先と言えるでしょう。その業者の掛け率がいくら、とか、業界慣習でいくらまでがリミット、とか、調べようとはしませんから、「これが○○大学さんの特別価格で・・・」とでも言っておけばすぐに取れますよ。

最初の穴さえあけてしまえば、けっこう落としやすいターゲットだと思います。営業トークもそんなに変えなくてもほかに使えますよ。

大学職員側からこんなことを言ってはいかんのかもしれません。逆説的にお金を大事にしなきゃと、自戒の念をこめて言っています。
私立大学の場合、学費は4年間で400万以上、高級車と同じくらいもらっているわけで、その費用を精査して使わないとバチがあたると思います。

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週刊東洋経済 本当に強い大学 から考える

本日発売の週刊東洋経済で、「本当に強い大学2010」という特集が組まれています。この手の調査としては古いほうで、外部からその大学がどのようにみられているか、を考えるひとつの指標になります。
卒業生の立場からは、「なんでうちがこの項目で出てこないねん」とか、「おぉ~頑張ってるね~」とか、いろいろ思いをはせながら見るでしょう。
実は一番うるさいのは学内の人間で、自分(の大学)がどのように見られているのか、なんでそう見られたのか、掲載されてからいろいろ言ってきます。
じっくりいろんな調査・ランキングを見ていると、大学によっては同じ項目でも調査によって数字が変わることもあります。回答する部署により根拠資料が異なったりするためでしょうか。そのあたり企業よりずさんです。



明日は、最近大学関連の特集が増えている背景を考察したいと思います。

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大学職員という人種について

昔書きかけていた記事を見つけました。
今も、意見は概ね同じなので取り急ぎあげます。また追記しますね。

---
職場としての大学にはどのような人がいるのでしょうか。

会社と同じように各大学によって雰囲気や風土が違うので一概には
いえないと思いますが、うちの場合を紹介します。


・職員:新卒で入ってそのまま勤めている人が多い。
・営業の基礎知識が少ない。
(売上数字に対する執着とか)
・聞きかじったことをさも自分が勉強してきたかのように言う。理解があさい。ということは、実は流されやすい。理論武装した営業さんには狙い目、

・声の大きな人の意見は尊重される。
・業者との交渉で、根拠のない値引きを求める。
・業者からの提案に対し、他との比較や、相場観、その業者の掛け率などを把握していない。
    

組織としての大学
・専任・派遣・契約・アルバイトなど多様な雇用体系があり、今後、労働問題に発展する恐れもある。
・部署ごとの連携が図りにくい。
・スクラップアンドビルドが機能していない。基本ビルドビルドビルド。
   


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転職、思い切り、次を決める

私は2回転職をしています。

いろいろ理由は跡付けしていますが、

1回目は営業がきつくて辞めたくなりました。

2回目は責任が重くて辞めたくなりました。

いろいろ後付してもっともらしいことを言っていますが
転職組は、基本、いやなことやあわないところが前の職場にあって
辞めてきているのだ、と思います。

だからといって簡単に辞めることのできる世の中ではありません。

少し前に、「大学はユニバーサル段階にはいった」
といったことがよく言われてました。

おおざっぱに言うと、いろんな属性の人が簡単に教育を受けることができる
時代がきたということです。

でも、社会はそれを許してくれてないと思います。

現に会社を辞めて大学院に再入学をしてしまっても、
戻ってこれる保障はありません。

転職には思い切りが必要だと思いますが、
やめる前に次を決めてから、辞めるほうが
空白が少なくていいと思います。

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産休があたりまえの職場、辞めざるを得ない職場

先日、職員のひとりが産休に入るという知らせが入りました。
お世話になった方だったので、おめでたいなあと思っていました。

大学職員の場合、そうした制度が整っていることが多いです。

---
前の職場は専門学校と書きましたが、少なくとも私の行っていた学校グループでは
よっぽどのことがない限り、産休や育休の取得は難しいです。
ほとんどが、出産ぎりぎりまで働いて、そして辞めていきます。
辞める方向にもっていかされます。

仮に産休がとれたとしても、前と同ポスト、同待遇なんて無理です。

「前と同じようなパフォーマンスができてないから給料はそれなりに」
と労働基準法を無視したことがまかり通ります。

最初から職員の人はあたりまえと思っていることも、
中小企業(みたいなもん)からきた者にとっては
とても恵まれているように思えます。
---


もちろん、今回休みを取られる方は、ものすごくスキルが高く、
労働意欲も高い方なので、ぜひがんばって元気な子供を産んで、
子育てして、帰ってきてほしいです。


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(5)専門学校での仕事

専門学校へ転職する際は、
「前職で培った営業のノウハウを生かしたい」
「人の成長にかかわりたい」

的なことを言って、採用されました。対人折衝能力や、
プレゼン能力は、どちらかというと自信があったので、
そういった部分を生かして、仕事が出来れば、と考えて
いました。

その関係もあって、専門学校の9年間は、ずっと学生募集関連の部署
で仕事をさせてもらいました。

上長が異動したことや、その他もろもろの条件が重なり、
実質3年目からはリーダーの真似事的な役回りで、
仕事をさせてもらいました。

おかげで、履歴書に残すのには仰々しい肩書きなどなどを残すことが
出来ました。

当初、そうした立場に立ったときが、
正に専門学校全盛期(今から思えば)を迎えていたときで、
正直、「何をやっても、誰がやっても集まる」
時期であったと思います。

多くの利益追求型専門学校は、拡大路線を敷き、多地域・多業種への
専門職業人養成をはじめました。
(結果、専門学校内でのパイの食いあいにもつながりました。)

他方、高等学校にも、実績が求められる時代がはじまりつつあり、
分かりやすい実績として「大学」に何人入れたか、が問われるように
なりました。

レベルの高い大学はそれなりの実績を求められるのはもちろんのこと、
底辺校においても、「大学」への進学数がほしいあまり、
これまでなら専門学校に来ていた層が、大学へ行くようになって行ったのです。

そして、大学側も少子化対策として、資格の取れる学部・学科新設を
おこなうところが多くなり、その結果、資格取得が売りだった専門学校
に、暗雲が立ち込めてきた、と、私は感じました。

結果、脚光を浴びた即戦力を養成するという「専門学校」は、そのアドバンテージを
失いました。
シニアやダブルスクールなどに活路を見出そうとしましたが
成功したのは、もともとスクール的な運営をしていたグループぐらいで
残りは今も徐々に縮小傾向にあります。

専門学校グループの一部(いくつか)には、株式会社的な数字管理で募集活動を
行っているところもあります。私のところもそうでした。

その割には、この先、どのくらい昇給するのか、とか、ボーナスはいくら
もらえるのか、とか、あいまいでした。就業規則、というものを見たことが
ありませんでした。退職するまで退職金規定があることすら知りませんでした。

さまざまな官庁の監査も、綱渡りですり抜けていきました。

まぁそんなこんなで、集まらない環境が整ってきたわけですが、
目標数字は、環境には左右されず、昨対でどうだ、何パーセントアップできた、
と上昇志向の話を幹部はしてきます。

泣き言は言ってられない、とにかく集めないと、いかん、ということで
土日かまわず、オープンキャンパスをおこない、結構頑張りました。

長くなったので、また書きます。

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(4):専門学校が盛り上がった時期

専門学校が盛り上がった時期
 2000年前後、専門学校は実践力があって就職に強い!と一時注目を集めました。大学で何もしないよりも、
専門学校で資格をとって新たなキャリアパスをすすむということが少し注目されたのです。
「専門士」資格に続いて「高度専門士」も設定され、いよいよ専門学校の時代か、と思われました。
 少なくとも、実学志向に目が向き始めたことには間違いありませんでした。

 ただそんな時代も長くは続きませんでした。18歳人口の大学志向は少しずつ高まっていき、実学志向の大学も
増えていきました。入学数上位40大学の寡占化は一段とすすみ始め、中小の大学にとっては厳しい時代がやって
きつつありました。もちろん、専門学校も例外ではありません。また、専門学校の場合、各校毎の競争が激しく、
自校の利益を追求するあまり、業界全体を考えた取り組みが少なかったことからも、対大学業界に対して打つ手が
少なくなっていたのではないかと思います。

 あと数年は乗り越えられたとしても2020年頃の18歳人口がもう一度減る時期に、専門学校と大学、どちらが
残っているだろうか、と客観的に考えてみたときに、大学のほうが競合優位性がある、と私は判断しました。
(それは、2008年のことです。)
 専門学校は、少ない人数の職員で運営していましたのである程度責任のある仕事を任されていました。やりがいもありましたが、毎週土日に行われるオープンキャンパス、徒労に終わる参加人数、そして将来性、いろいろ考えていくうちに、またもや転職熱が再燃してきたのでした。専門学校に勤め始めて9年目のことでした。当時は妻も子供もいましたので、前のように簡単に辞める訳にいかないのは分かっていました。でも、前職のときのように、嫌で辞めるのではなく、前向きに人生を考えたときに、こちらのほうがよいのではないか、という決断でした。

 そのとき、ちょうど目にしたのが大学のキャリア採用募集という新聞広告でした。


つづきは5で… 
http://uniad.blog.shinobi.jp/Entry/87

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(3): 教材販売を辞めて専門学校へ

専門学校に就職

 そんな矢先、とある専門学校に勤める友人から、「うちのグループで中途採用募集しているよ」と声をかけてもらいました。2年の実務経験で離職するということは、ほぼ第二新卒扱いです。

まぁでも、思っている考えをぶつけてみようと思って、「人の成長に関わっていきたい」といったことを熱く語りました。その結果、縁あって、二つ目の就職先が決まりました。

二つ目の就職先は、よくよく調べてみると、専門学校業界ではかなりやり手の学校グループでした。

ここは、数字目標を年単位で人数で出しており、○○人入学させるぞ、という意気込みが、ある意味前職に通じるものがありました。
ただ、前職は10日おきに締め日が来るので、いわば10日おきに上から締め上げられますが(笑)、
専門学校は入学時期が4月と決まっているので、入試シーズンまでにどれだけがんばるか、という長期的なスパン
で入学生を集めるというところが違うところになります。集まらなかったときも怒られるのは(前職に比べたら)
一瞬ということで、若干ではありますがぬるく感じました。それでも、NOVAと同じくらい名簿への電話フォローは
徹底していましたし、仕組みとしては同じようなところも多かったと思います。
 大きく違うのは、その生徒が目指す分野に導く、というか、夢を実現させるために入学してもらう(という気分になってもらう)
というところです。だから、卒業するとき、何らかの資格を持って、何年か後には「先生」と呼ばれる立場になっていたり、
独立していたりと、夢に近づく卒業生を何人も見てきました。これは前職では味わうことの出来ない喜びであり、
「会社」と違って「利益」至上でなくてもよい部分もあるのだな、と感じました。

つづきは4で:http://uniad.blog.shinobi.jp/Entry/86/

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(2) 最初の会社で感じた矛盾

教材販売会社で勤めて1年半、本部から社運をかけた商品が開発されたの
でひとり一台は売るように言われました。テレビ電話機器と、それを使ったサービスです。

 はっきりと覚えていませんが、本体単価が20万程度、自宅でも多言語の
レッスンが可能、と意気込んだ商品でした。この機器を使ったデモレッスンや、上司の顔を見ながらの営業報告などにも使われました。

 私は、この商品が 
 
 1)自社開発にこだわった商品であったこと 
 2)ISDN回線専用であったこと 
 3)顧客に対して相場から考えると高いと思ったこと

 などから、商品とサービスのどちらにも不信感を持っていました。
 デモレッスンを受けてもらっても、当時のISDN回線スピードでは、口の動きがカクカクに
しか動きません。
 「ね、滑らかに動くでしょ?」って営業スタッフがうらはらなフォローをしますが、
まだまだスペックが低かったように思います。加えて、ISDN回線をしのぐスピードで

 WEBのスピードが上がる中、クローズドなネットワークで商売するのには限界があると
思っていました。マネージャーなどにはその話もしましたが、「とにかく売れ」の一辺倒でした。
そのうち、モチベーションが下がり、退職を考えるようになって行きました。
営業も大切だけれども、もう少し生徒さんの立場で関われるようになりたい、
と思い始めたのです。


つづきは3で:

フラッシュバック1:http://uniad.blog.shinobi.jp/Entry/85/

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( 1): 新卒の就職活動→教材販売会社へ

就職活動→教材販売会社2年)

  新卒の際の就職先は、教材販売会社でした。
当時は、テレビCMもバンバンやっていて若年層の採用数も多く、 活気のあふれた会社に思えました。
(離職率とか全然見えてなかったので、30歳モデル賃金800万っていうのも高く感じました。実際にはそこに行きつく前に兵隊は息絶えるのですが…)


 今から考えると、採用面接の 集合時間から、面接開始まで2時間以上待ったり、囲い込みの ための飲み会も猿橋社長のスケジュールで3時間遅れたりと、 採用活動の時点から不審な点はありましたが、なにも知らぬ(調べてない) うぶな学生でしたので、「おっしゃ、ここでがんばろう」と 燃えておりました。

 最初の就職先がここでよかったなぁというポイントは、 「数字=お金」に対して、学生時代の甘い考え方から脱却することが できたことです。この会社は基本的に、ほとんどの新入社員がカウンター 営業からはじまります。  10日ほどで区切られた営業週との目標(店舗毎)を達成するために、  ひとりどれだけ数字を挙げるか、に命を懸けてカウンターの中で準備 しては営業活動を鬼のようにしていました。  社会貢献するためには、会社を存続しなくてはいけない、そのためには、 数字を挙げなくてはいけない。数字を挙げないと、満足なサービスが 出来なくなり、生徒(顧客)に迷惑がかかる、そうしないためにも、 新しい数字を挙げ続けなければならない。とモーレツ会社にありがちな 洗脳方法ですが、会社の仕組みとして最初に知っておいてよかったなぁと 思っています。

 はじめのうちは、いやいやながらも、楽しい時期もあり、それなりに満足して仕事をしていました。  たまに好調なときには表彰されたりして調子に乗ったりしたこともありました。

 でも、そのうちに、「辞めようかなぁ~」と思うようになってきたのです。
つづきは(2)で
http://uniad.blog.shinobi.jp/Entry/83/

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