忍者ブログ

大学職員に転職するためのアドバイス

Home > ブログ > 記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

大学職員の夏休みは長いのか…2

 昨年は入りたてで余裕もあったのか、夏休みについて
とても一般的な記事を書いておりました。

【大学職員の夏休み】
http://uniad.blog.shinobi.jp/Entry/43/

休みについては、以前に書いたとおりです。
長いところもあるし、短いところもある。
概して企業よりは長いです。

もともとは、学生が休みの期間中、大学も業務がなくなってしまうので
しめていたことがあって、その名残かと思われます。

私のかかわっている部署は、いわゆる「法人系」なので、やることは
たくさんたくさんあります。

人が減り、やることの総量が変わらないので、負荷は増えます。

一部を除いて、みんな忙しく働いていることをわかってください。

ちょっと調子があまりあがらないので、ネガティブな記事がつづいてすいません...
夏があまり待ち遠しくないのはちょっと問題かも…


拍手[2回]

PR

廃校の影は忍び寄らない?

昨日の記事で、大学の募集停止のニュースが増えている旨を書きました。

私立大学の半分以上が定員割れをおこしているということも書きました。

言い換えると、私立大学の半分以上が営業目標未達だ、ということになります。
でも、つぶれているところは、数えるほどしかありません。

なぜでしょうか????ここに転職先としてのメリットがあるかもしれません。

1)収益が上げやすい組織である
  学生ひとりあたり約100万円×4年は400万円。
  ひとりあたりの単価が高く、材料費もかかりません。
  かかるのは、教職員の人件費ですが、抑えようと思ったら、
  非常勤や嘱託などで抑えることができます。

2)なかなかつぶれない
  会計基準が一般企業と異なるため、企業でいうギリギリのラインを
  超えていてもなお運営ができてしまいます。
  フローだけなんとか賄うことができれば、かなりの火の車でも運営は
  可能ですし、いざとなったときの借り入れも比較的スムーズです。(主観)

そういう組織だからこそ、自分が行って、立て直すことができれば・・・
結構ドリームですね!!

拍手[1回]

私大の半分が定員割れ、忍び寄る廃校の影


ここ最近、小規模私立大学が募集停止となるニュースが続いています。

産経新聞より抜粋
------------

私大の半数が定員割れ 「在学中に廃校になったら…」不安の声

6月15日14時57分配信 産経新聞
 少子化で18歳人口が減少し、定員割れの私立大が半数近くに上るなど、厳しい運営を迫られる大学が少なくない。「大学全入時代」の到来で希望すればだれでも大学生になれる一方、学生の獲得競争に敗れて淘汰(とうた)され、廃校が決まった大学の学生からは、「留年や休学して在学途中で大学がなくなったら、どうすればいいのか」と不安の声が上がっている。

 文部科学省によると、4年制の私立大は平成20年度で591校あり、2年度の372校から約1・6倍も増加した。しかし、日本私立学校振興・共済事業団の20年度調査では、定員割れした私立大は約半数の266校に上った。このうち、29校は定員の半数にも満たなかった。

 定員割れの大学は、地域別では北関東や北陸、中国、四国地方で多く、学生数では800人未満が目立つという。都心の大規模校に学生が集中し、地方の小規模校ほど厳しい運営を迫られるという「二極化」の実態も浮かんでいる。

 今回、募集を停止した三重中京大の担当者は「今、募集停止しないと在学生の教育も十分にできなくなってしまう危機感があった」と明かす。聖トマス大でも12年度以降、定員割れが続き、累積赤字は20億円に上っているという。

 一方、学生の側も廃校を念頭に置いた募集停止に、不安を隠せない。「学生や保護者向けの説明会を何度も開いてきたが、学生からは『留学や休学したときどうなるのか』『他大学への転学などはできるのか』といった声が多い」と三重中京大広報課。

 「消える大学 残る大学」の著者、諸星裕・桜美林大学教授は「1万人規模の大学は60校ほどしかないが、それが学生の半分ぐらいを取ってしまい、残り半分を500校近くで取り合うのが実態で、淘汰は仕方がない」と説明。

 今後について「地方大、女子大、小規模大、単科大の順に危なくなるだろう。運営の厳しい大学は、18~22歳層ではなく、地域や社会人に活路を求めていくしかないのでは」と指摘している。

--------------------

18歳の人口は、以前にも述べたとおりあと10年ぐらいは同水準で推移します。
大学進学率も、微増しています。
そんな中、私立大学の約半分は定員割れをおこしているという事実。

自分が就職しようとしている大学が、定員割れをおこしているかどうかは
すぐわかりますから、調べてみる価値はあります。

一般企業から大学職員への転職は、珍しくありませんが、
大学職員から一般職員へは、なかなか難しいでしょう。

世間の持つ大学職員のイメージから、「のんびりと働いている」という先入観で
見られからです。(もちろん、本当に忙しい大学職員は企業人より働いていることを私は知っています。)

一般企業から転職する際は、「片道切符」だと思ったほうがいいとおもいます。
だからこそ、生き残る大学を選んで転職してください。

(または、あなたの手で生き残らせてください)

拍手[7回]

専門職ともいえる匠の技

先日、「大学設置等に関する事務担当者説明会」に行ってきました。

大学の新設や学部の改組などには、認可申請か届出が必要で、
そのためには様々な書類を作ったり、取り寄せたりしなくてはなりません。
今回は、「いままでより審査が厳しくなるよ」といった趣旨でした。

内容はさておき、冒頭あいさつで次の3点に特に留意してほしいと
いった話がありました。(ひらたーく言い直してかなり割愛しています)

1 しっかり内容を練って完璧にしてから出しなさい
2 書類全体を通じて統一感のあるものにして出しなさい
3 言葉を大切に。同じことの説明なのに違う表現や内容にならないように
(説明会内容については、気が向いたらUPします)

この指摘ポイントって、いつも私が上司に言われていること
と、ほぼイコールなのです。

大学の書類は、企業に比べて言い回しや表現などに、かなり
こだわって作る必要があるということをこの1年で学びました。

そして、もとをたどっていくと、ココにそのルーツがあるんだと感じました。

さらに、これができる人は、ある意味「専門職」だな、とも感じています。

拍手[0回]

いやでもしがみつく。今の経験を活かす。

鬼忙しくって、更新止まっていました。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
今は、キャリアアップのための転職がしにくい
状況だと思います。

景気後退などで、もともと転職予定でなかった人までもが
転職市場に流れてきたからです。

今の職場があるひとは、絶対辞めてはいけません。
仕事を続けながら活動をしてください。
やめたら、「無職からの」就職活動です。
リスクが大きすぎます。

忙しくても、嫌でも、しがみついてください。

で、今は転職活動にとっては少し大変な時期なので
この際、今の職場で職務経歴書に残せるような
マネジメント経験とか、何か経験や資格を身につけてはどうでしょうか。

長期的視野での転職活動が奏功するのではと思います。

拍手[0回]

大学は不況に強い産業か?

突然ですが、大学は不況に左右されにくい業態といえるでしょう。

・高校生の数は微減ながら想定できる範囲で推移。不景気の影響で進学できない者もでるが、奨学金の活用で自力で卒業することも可能。
・いったん学生が入学すれば、卒業するまでの四年間の収益見込がたつ。(逆に入学時にすでに赤字の場合は、四年間赤字が続く。
・教職員の人件費は景気に左右されない。もちろん為替の影響をうけない。


拍手[1回]

自分のイメージ戦略

大学にはさまざまな仕事があるように、
みなさんの勤めている会社にも、
いろいろな仕事があるとおもいます。

たとえば…
不動産会社にも経理はあるし…
コンピューター会社にも営業もあるし…
法律事務所にも事務仕事はあるし…
貿易会社でも英語使わないこともあるし…

…このことから、私見をあげたいと思います。

-------------------------------------

1)・勤め先を聞いた時、少なからず先入観が入る
 ↓
2)・それなら、その分野ついてには少なからず強くなっといた方がよい 

どういうことかというと・・・
 
不動産関連に勤めている=不動産に強いと思われる可能性が高い
→宅建を取っておく

とか、

コンピューター関連なら、 機器設定に強いと思われるかも知れない
とか、

法律関連勤務なら、契約書などを作る機会が出てくるかもしれない
とか、

英語が得意だと誤解されそうな仕事なら、日常会話ぐらいはマスターしてみようかとか。

努めている職種(イメージ)と、スキルを合わせることで、専門性の高い人材であるイメージ
も付けることができるのかな、と思うのです。

面接する側からみたらどう見えるか、
みえている部分を強調するのにはどうしたらいいか、といった話でした。

※ もっとも、これは、転職活動を長期戦で考えている方のみが取り組めることですね。
  (転職を考える職場に勤めている場合、余裕が少ないことが多いと思うので…)


追伸: 余談ですが、近所の人に「大学に勤めてます」と言うと
     かなりの確率で「先生ですか?」と聞かれます。
    「いえいえ、職員です」と、いろいろ説明しても、なかなか納得してもらえません。
    次に会った時にも、「たしか・・・先生でしたよね?」って言われることも
    多々あります。

    世間一般のイメージとしては、『大学勤め=先生』なのですよね。
  

拍手[1回]

面接の切り口:サービスマインド

皆さんが大学生だった時代に、職員に対して不満に感じていたこと
の一つに「サービスがなってない」というのがあったのでは
ないでしょうか。

職員は頭でわかっていても、実効レベルにサービスマインドが
落ちている人は少ないと思います。

そのそも、企業と違って、”サービス産業”である自覚が薄いのです。

いわずもがな、大学は学生に「教育」や「研究」といったサービスを
提供し、対価として授業料を受け取ります。

あなたが、受けようとする大学に対して
『もっと、サービスを意識したらいいのに…』
と思うポイントがあるのであれば、ふくらましていけば
新しい事業の提案などができるぐらいになるはずです。

(結構、ツメが甘いんですよ…(笑)
だから中途が活躍できるといえるかも)


参考までに、本を紹介しておきますので、そちらもご参照ください。



http://uniad.blog.shinobi.jp/Entry/61/
「↑【BOOK】サービスの花道・最高のサービス」


拍手[2回]

【BOOK】サービスの花道・最高のサービス(セオリーMOOK)

両方とも「セオリーMOOK」のシリーズです。
少し古い本なので、古本屋とかでも手に入りますし、類似本でも
構わないと思います。

ここで出てくる事例の

「客」を
「学生」や「保護者」、「卒業生」
に おきかえて考えてみると、

大学はまだまだサービスが足りていないと感じる
ことでしょう。

拍手[0回]

組合のページをチェックする

一風変わった情報収集の方法を紹介します。

それは、希望する大学(もしくは、その地区)の
組合のホームページです。

(私大教連系なども含む)

労組間で問題になっている事項や、年齢別のモデル賃金などが
わかる場合もあります。

データがpdfで張り付けてあることが多く、
検索に引っかからないことが多いです。
まずはサイトを見つけて、自力で探すことになりそうです。

余談ですが、組合加入率は大学によってかなり差があります。

拍手[0回]

大学職員はおもしろくない仕事なのか

最近ある掲示板で、
「大学職員なんてきまりきった事をこなすおもしろくない仕事だ」
といったカキコミを目にしました。

きまりきった?
おもしろくない?

とんでもない!!

大学職員は自分の創意工夫が活かしまくることができる職場です。
マーケットが小さくなり、大学を取り巻く環境がかわるなか、
去年と同じことを同じようにやっている所なんてありません。

中途採用の大学事務職員にかせられた使命も
「風」をおこすことにあります。

楽しくおもいっきりやっちゃいましょう

拍手[2回]

大学職員の年収 (関東編1)

大学職員の年収 大学職員の給料ってどれぐらいだと思われますか?

是非、「年代別モデル賃金」で比べてみてください。

くどいようですが大学によってマチマチなので事前に働いている人に確認してください。

[関東]

例1)
関東の私大 :

22歳 扶養0人 411万
30歳 扶養2人 727万
40歳 扶養3人1050万
50歳 扶養3人1253万


例2)
関東の私大:
22歳 扶養0人 250万
30歳 扶養2人 367万
40歳 扶養3人 442万
50歳 扶養3人 473万

今日は二校だけにします。

入職前は、ほぼ偏差値と比例して給料が高いと思っていましたが、必ずしもそうではありませんね。

拍手[3回]

PAGE TOP